Q.売掛金の時効を回避する方法はありますか?

A.
債務承認をさせたらいいでしょう。

売掛金は2年で時効消滅してしまいますが、これを阻止するためには、こちらから裁判や支払督促などの法的手続をとる方法がひとつあります。ただ法的手続は手間も費用もかかりますので、もっと簡便な方法があるとベターです。それが、相手方(=売掛先)による債務承認です。

債務承認は、「そのような売掛金があることを認める」という趣旨の相手方の応答のことです。口頭で言われるのでもいいのですが、口頭ではあとになってから、そんなことを言った覚えはないと言われてしまったら証拠になりませんので、文書など形に残るようにしておかなくてはなりません。
最も端的な債務承認の方法は、相手方に「債務承認書」とか「残高確認書」を書いてもらうことです。相手方がこちらにいくらのお金の支払義務があるかを書面にしたものです。
しかしそのような書面を書かせなくても、例えば100万円の売掛金なら、せめて1万円でも入金してもらうとか、こういう一部入金の事実があれば、これも立派な債務承認と評価できます。債務がなければ一部入金すらすることがないのは当たり前ですから、一部入金したと言うことは、債務の存在を自ら認めたのと同じように考えていいからです。

このように時効を回避する方法はいろいろなノウハウがありますので、弁護士に相談してみましょう。

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