弁護士山本の日記
敬称 [雑談]
こんにちは。総選挙が気になる弁護士の山本です。
今回は敬称の話をします。
手紙やメールを送るときには宛名に敬称をつけます。
我々弁護士はたいてい「○○先生」と書かれています。
弁護士だからといって別に偉くないですが(偉そうな人はいますが),「先生」ということになっています。
弁護士に限らずいわゆる士業の方々は「先生」とお呼びしています。
なかには迷う人もいます。
裁判官や検察官宛に文書を出すことがあるのですが,何が適切なのでしょうか。
よく分からないのでとりあえず職業名を付けるということを試してみました。
例えば,「○○ 検察官」
うーん・・・何となくですが,官職名は名前の前がしっくりくるような気がします。
そう考えて,こうなりました。
「検察官 ○○ 検事」
検事の場合はこれでよいと思います。
ただ,検察官には検事だけでなく副検事もいます。
検事は「検事さん」と呼びますが,不思議と副検事を「副検事さん」とは呼びません。
なので,「検察官 ○○ 副検事」はものすごく違和感があるのです。
同様に,「裁判官 ○○ 判事補」も違和感ありありです。
なので,僕の場合は
「検察官 ○○ 様」
「裁判官 ○○ 様」
としています。
まあ,これもしっくりきているわけではないのですが。
ところで,人間以外にも敬称をつけることがあります。
例えば,
「アリさん」
「お馬さん」
アリも馬も働きもののイメージがあります。
働きものはやはりリスペクトされるようです。
牛も「牛さん」だと思います。
寝てばかりいる猫は「猫さん」ではない。「猫ちゃん」だと思います。
ところが有史以来人のために働いている犬は「ワンちゃん」です。
あまりに身近な存在なのでくだけた感じになっているのでしょうか。
寝子の「猫ちゃん」と同じレベルなのはちょっとかわいそうです。
でも「犬さん」「ワンさん」では気持ち悪いです。
やっぱり「ワンちゃん」がしっくりきます。
猫と同じで寝てばかりいるウサギは「ウサギさん」か「ウサギちゃん」か。
僕は「ウサギさん」の方がしっくりきますね。
特に働きもののイメージはないのですが。
耳がよさそうな割にはハートが弱そうなので気を使っているのかもしれません。
恵比寿という神様がおられます。
エビスビールのイラストの神様です。
関西人はこの神様を「えべっさん」と呼びます。「恵比寿様」とは呼びません。
部活の先輩を呼ぶような慣れ慣れしさです。
その割には「商売繁盛」という生活の基盤に直結する重責を担わされています。
えべっさんで思い出しましたが,子どものころ台所に「三宝荒神」という神様が祀られていました。
この神様は仏法の守護神で竈の神様だそうです。「さんぽうこうじん」と読みます。
母親はこの神様を「さんぽーこーじんさん」と呼んでいました。
たびたび神棚の水を替えるのを忘れられていました。
そのつど母親から「えらいすんませんなあ」と謝られていました。
何で関西人は神様に対してこんな感じなのでしょうか。
まだあります。
関西人はアメ玉のことを「アメちゃん」と呼びます。
関西のおばちゃんはなぜかいつでもどこでもアメちゃんを所持しています。
子どもを見ると「アメちゃん食べる?」と聞いてきます。
でもだいたい塩アメとか黒糖アメとか子どもがリアクションに困るようなものを勧めてきます。
山で遭難した人がアメをなめて生き延びたという話があります。
アメはものすごいポテンシャルを秘めています。
なのでもっとリスペクトすべきなのです。
アメをなめてはいけないのです。
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